NetBoxユーザー注目!dcTrackとNetBoxをつなぐ新コネクターが登場

K-Iwasaki

ネットワーク情報とデータセンター運用をつなぐ、新しい選択肢

今回は、OSSのインフラ管理ツールとしてNetBoxを利用されている企業様への注目ニュースとなります。

NetBoxは、デバイス、ラック、インターフェース、ケーブル、IPアドレスなどを一元的に管理でき、APIを利用した自動化にも対応しています。

一方、実際にデータセンター運用でNetBoxを活用していると、こんな声が聞かれることがあります。

「機器やラックの情報は管理できるが、データセンター全体をもっと直感的に見たい」

「電源容量は把握できても、実際にどれだけ電力を使っているのかを知りたい」

特にフロア全体の可視化では、NetBoxにもFloorplan機能が提供されていますが、実際のデータセンター運用で求められる表示や管理方法によっては、カスタマイズや追加の仕組みが必要になるケースもあります。

また、NetBoxの電源管理は電源系統や容量などをモデル化するものですが、電力メーターなどから取得した実際の消費電力をリアルタイムに監視・分析することとは別の領域です。

そこで注目したいのが、今回Sunbirdから発表されたdcTrack向けNetBox Connectorです。

NetBoxの情報をdcTrackへ自動連携

新しいConnectorでは、NetBoxで管理しているデバイス、ポート、IPアドレス、ケーブル接続などの情報をdcTrackへ取り込むことができます。

さらに、設定した間隔でNetBoxを参照し、NetBoxからdcTrackへの自動同期が可能です。

これにより、NetBoxに登録した機器情報を、dcTrack側でも改めて手入力する作業を減らせます。

ポイントは、NetBoxを置き換える必要がないことです。

NetBoxをネットワーク/インフラ情報の管理に使いながら、その情報をdcTrackへ連携することで、データセンターの物理インフラ管理へ活用範囲を広げられます。

「NetBoxでは足りない」ではなく「その先へ」

今回の連携を、

NetBoxではできないことをdcTrackで補う

と単純に考える必要はありません。

NetBoxにもラック、デバイス、ケーブル、電源などを管理するDCIM機能があります。

ただ、データセンターの規模が大きくなると、

  • フロアやラックをより視覚的に把握したい

  • 実際の電力使用量を把握したい

  • キャパシティを計画したい

  • データセンター運用に必要な情報を一つの画面で確認したい

といったニーズが出てきます。

こうした**「より高度なデータセンター運用」**を検討する際に、NetBoxと専門DCIMを連携させるという選択肢が生まれます。

NetBoxユーザーにとってのメリット

すでにNetBoxを運用している企業にとって、最も大きなメリットの一つは既存のNetBox環境を活かせることでしょう。

例えば、

NetBox
デバイス・IPアドレス・インターフェース・接続情報などを管理

 ↓ 自動連携

dcTrack (+PowerIQ)
データセンターの物理インフラ、ラック、容量、電力などを管理

という役割分担が可能になります。

ネットワークチームがNetBoxを使い続けながら、データセンター運用側ではdcTrackを活用する。

両者の間で情報を手作業で転記するのではなく、データをつないで使うという考え方です。

NetBoxユーザーが検討する「次の一手」

NetBoxを導入したことで、インフラ情報の整理が進んだ。

次に、

「この情報をデータセンター運用にも活用できないか?」

と考える企業にとって、今回のConnectorは興味深い選択肢です。

NetBoxを捨てるのではなく、これまで蓄積してきたデータを活かしながら、より高度なデータセンターの可視化・電力管理・キャパシティ管理へつなげていく。

NetBox+dcTrack。

ネットワークとデータセンター、それぞれの管理領域をつなぐ新しいアプローチとして、今回のNetBox Connectorに注目してみてはいかがでしょうか。


「Sunbird dcTrack」の製品ページはこちら

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