サーバルームにおけるラック周辺のエアフローを改善するには

T. Mogi

これまで、アイルコンテインメントについて、当ブログでは、空調効率を向上させるための重要な策として、様々な記事をご案内してまいりました。
ICT機器の多くは、「前面吸気、背面排気」をしています。
ICT機器前面から、熱交換をするための「冷たい空気」を吸入し、機器背面から熱交換された「暖かい(熱い)空気」を排出します。
空調機はICT機器から排出された暖かい空気を吸入し、冷たくしてあげてICT機器に送り出してあげますから、効率良くICT機器へ空調するような配置が必要だということです。
もう、このような考え方が提言されて15年以上は経過しましたが、コールドアイルやホットアイルを意識したレイアウトを行なうと、効率的な空調が実現できます。
アイルコンテインメントは、コールドアイルやホットアイルを閉じ込めること(コンテインメント)によって、冷却効率を向上させる方法になります。

(関連記事)
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コールドアイルとホットアイルの大きさをどうやって決めていますか
サーバルームの適正空調環境って・・・?

最後にアイルコンテインメントのソリューションについてもご紹介させていただきますが、今回のテーマは「ラック周辺のエアフローを改善する」に、フォーカスしています。
既に市場には近似しているものが投下されていますが、我々の提案するエアフローソリューションは、もう一工夫されております。
一部となってはしまいますが、知らなかった方、知っていても詳しく知らなかった方は、是非お付き合いいただければと思います。

upsite製 HotLok

HotLokは、ひとことで言うと、「ラック周りのエアフロー管理ソリューション製品」です。
HotLokは、サーバーラック内のエアフローを制御できるように特別に設計された製品で、様々な工夫がされています。

Blanking Panel

図:Blanking Panel

1Uと2Uサイズのブランクパネルですが、スナップイン式の取り付けで、ワンタッチの押し込むだけで設置が可能です。
また、フィンガーグリップがあるため、取り外しも簡単で、指を入れて引けば外れます。
プラスチック製で軽いため、誰でも取り扱いが可能です。

 

 

 

Temperature Strip

図:Temperature Strip

温度計測が可能な1Uと2Uサイズのブランクパネルです。

取り外しと取り付けは上記同様ですが、大きな特長は、その名の通り、温度計測が可能なことです。
±1℃の精度で識別できますが、温度がIT機器に対してどういう状況であるかということも、ひと目で確認できます。

 

ASIRAE(アメリカ暖房冷凍空調学会)の「Thermal Guidelines for Data Processing Environments」に明記されている、データセンターの温度条件について、把握することが可能です。

・青:ASHRAE推奨に基づく推奨動作範囲(18℃~27℃)
・黄:クラス1のIT機器のメーカー推奨に基づく許容動作範囲(16℃~17℃、28℃~32℃)
・赤:許容動作範囲外、明確なリスクを示す(10℃~14℃、32℃~39℃)

このような表示になっていて、ブランクパネル以外にも、ステッカーやマグネットシートのタイプもあります。

 

その他にも、ネットワークスイッチ用のパッシブ型エアフロー管理(箱型)ソリューションや、ネットワーク配線気流遮断ブラシ(ケーブルガイド部のブラシ化やマウントレール~側板の側面ブラシ化)など、様々なソリューションがあります。
是非、以下のページをご覧いただき、カタログをダウンロードして手にしてみてください。
upsite | HotLok

upsite製 KoldLok

KoldLokは、ひとことで言うと、「配線周りのエアフロー管理ソリューション製品」です。
KoldLokは、データセンターのフリーアクセスフロアを密閉するために必要な製品で、フリーアクセスフロアの開口部を効果的に密閉し、バイパス気流を制限することが出来るように特別に設計されています。

Floor Grommet

図:Floor Grommet

フリーアクセスフロア内に電源やネットワークの配線をすることが多いと思いますが、フリーアクセスの開口部を密閉するために、通線部に気流を遮断するブラシを装備しています。
半割れで取り付け、取り外しも容易なため、新規でも既存でも、サーバルームの多くの配線が通過するフリーアクセスの開口部で効果が発揮できます。

 

 

Cover with Safety Stripe

図:Cover with Safety Stripe

角型のFloor Grommetを設置した後、利用開始されるまでの間、黄色と黒のストライプ表示により安全性を関係者に注意を促します。
このカバーは、工具を使用せずに、グロメットの内側フレームリップの上に置いて利用します。

 

 

 

その他にも、PDUからの電源配線気流遮断ブラシなど、様々なソリューションがあります。
是非、以下のページをご覧いただき、カタログをダウンロードして手にしてみてください。
upsite | KoldLok

upsite製 AisleLok

図:AisleLok

冒頭にご案内しました、アイルコンテインメントソリューションになります。
工具なしでラック間のアイル天井バッフルとアイルの扉を装備することができる画期的なソリューションになります。

 

是非、以下のページをご覧いただき、カタログをダウンロードして手にしてみてください。
upsite | AisleLok

 

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