エッジの管理。DCIMツールで小規模&多拠点のITインフラを集中監視する

K-Iwasaki

DCIMは中規模・大規模データセンターを管理するためのツール、という風に理解されていませんか?
もちろんそれは間違いではありません。規模が大きくなればなるほど従来のアナログ管理では業務が立ち行かなくなる為、一般に大規模データセンターでは必ずと言っていいほどデータセンターのインフラ管理システムが導入されます。

しかし、DCIMは実は多数の小規模なサイトを集中管理するのにも最適なツールであるという事はあまり知られていません。

多数の小規模なサイトとは、例えばコンビニやATMなどが思い浮かびます。最近ではエッジデータセンターが今後のトレンドになっていくと言われています。

新世代DCIMはクラウドネイティブ

そもそもDCIMとは、インフラ設備の集中監視や統合アセット管理がその中心の機能です。一昔のDCIMシステムはローカルのオンプレミス環境内で使われるのが一般的でしたが、近年のウェブシステム化された最新DCIMツールは、よりクラウドネイティブになっています。

以前、弊社の導入事例としてご紹介させていただきましたKDDI社のエッジコンテナデータセンターPoC(実証実験)プロジェクトでは、12ftのコンテナ内に収容された50kVA相当のサーバー、液浸冷却装置などの電力監視や、コンテナ内の環境(温湿度、漏水)監視、そして継続的な傾向分析とPUE計測、更にアセット管理などを行いました。

遠隔地に置かれたコンテナからのデータはクラウド上にある中央サーバー(dcTrack)にリアルタイムで同期し、オペレーターはいつでもどこからでも、どんな端末からでも、あらゆる情報を手に取るように閲覧できます。

今後商用化に向けての多拠点展開が期待されていますが、この成功は他の小規模多拠点環境のお客様にもお勧めできると考えております。


※弊社では、さらに応用としてのSaaSモデル化の検討も視野に入れて今後活動を行ってまいります


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