DXが進まない日本。データセンター運用も早急に改善を

K-Iwasaki

新型コロナで生活が激変した2020年が終わり、2021年を迎えました。
国際的にはかなり以前から叫ばれていたデジタルトランスフォーメーション(DX)は昨年のコロナ禍の中、感染拡大を防ぎ顧客・従業員の生命を守りながら、事業を継続させていくために、対応せざるを得ない状況になりました。

経済産業省のレポートが定義する、デジタルトランスフォーメーションにより解決すべき具体的な現状課題は以下とされています。

部門単位でバラバラなITシステムの運用 (経営者、事業部門、IT部門での認識や足並みが不揃い)により、

①システムが複雑化し保守運用 が非効率になる(=“負債化”)
②データ利活用が困難になり事業環境の変化に応じた柔軟なビジ ネスが困難になる
③システム運用のノウハウが属人的となりブラックボックス化する(=システム障害の原因になりうる)

~経済産業省:デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会 WG1 全体報告書(2020/12/28)より一部引用

さて、昨年末ギリギリの12月28日に経済産業省が発行した、「日本国内のDXへの取り組みの現状を赤裸々に記した」このレポートの内容は、驚くべきものでした。

日本国内のDXは「停滞気味」

レポートの内容では、ほんの一部の企業(5%)を除く大多数の国内企業ではおおむねDXが進んでいないことが分かります。

DXが進まない理由としては、

・経営者がIT・デジタルの重要性を 理解できていない
・経営者自身の言葉でDX、デジタル ビジョンを発信していない
・使いたい技術ありきになってしまってビ ジネスの話が出ない
・自社特有の事情を含めて検討できず、他社事例をそのまま適用 IT部門でしかやっていない(事業部門とのコミュニケーション不足、経営 層の意向を汲んでいない)
・CIO/CDOの権限・役割が弱い
・既存システムをどこから切り崩せばい いかわからない

などと、そもそもDXの本質を理解しておらず、何をどうすればよいかが分かっていない点が伺えます。

以前のブログでも述べさせていただきましたが、DXは単なる紙やペンをデジタル化するものとは根本に異なります。
もちろん上記で述べた課題(効率化、障害リスク軽減、事業継続性)解決もありますが、デジタルをいかに活用し価値を創造していくといった、攻めのIT活用がDXの本質です。

データセンター業界もDX推進を

弊社は国内データセンター市場の活性化や、国内企業の海外との競争力強化を目指し、様々な最新ソリューションを提供しています。

その中でも特に「データセンター運用」改善のソリューションは、今日本で進めるべきDXに大きく貢献します。
具体的には、DCIM(データセンター運用管理)システムの導入です。

昨年の新型コロナに伴い、ロックダウンや移動制限や運用スタッフの確保は、データセンター運用継続に大きな課題を生みました。海外(米国、EMEA、東南アジア)でのデータセンター運用ではDCIMを活用したリモート運用や運用自動化が進み、省力化・効率化とともに、障害リスクを抑え、事業継続を維持させています。

弊社はそれら成功事例を国内データセンターに展開いたします。

2021年以降の新時代に向けて、これ以上日本の国際競争力を落とさないために、「2021年の崖」から落ちないためにも、今一番元気があるデータセンター業界からDX推進を進めていくべきではないでしょうか?


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