2023年振り返りと展望 ~DCIMブログから未来のヒントを

K-Iwasaki

日頃DCIMブログをお楽しみいただいている、とっても貴重なご愛読者の皆様、今年も一年ありがとうございました。

2020年にコロナ禍が始まり、営業活動など移動の制限が課された中、DCIMの国内市場を開拓するために「今できることは何か?」と考え、そして始めたブログは、気が付くと300本を超えるまでになりました。「DCIM」という最もニッチなテーマであるため、訪れていただける方も非常に限られていたかもしれませんが、一人でも多くの皆様にDCIMの本質を理解していただきたく、今年も1年、コツコツと継続的に続けてきました。

「DCIM」という言葉はおそらく2010年頃に誕生しました。その後、初期のブームを経て誇大広告と現実とのギャップによる失望が生まれ、一時市場が冷え込むという不幸も経験してきたDCIMですが、今はまた新たな次のブームが起こりそうな予感があります。その理由は、クラウドやAIといったテクノロジーに牽引され、データセンターのフットプリントが年々拡大していることや、ハイブリッド構成など管理がより複雑化していること、エネルギー高騰問題や地球温暖化対策として高まる省エネニーズ、そして年々深刻化する人手不足の問題などが挙げられます。

これらの課題をすべて解決するソリューションとして、DCIMが再びクローズアップされるのは必然ですが、その一方で、まだまだ多くの旧式データセンターでは、手計測やExcel台帳などのレガシーな運用手法が根強く残っているのが現状です。

伝統的な運用手法を変えていくにはなかなか勇気がいるものです。さらに、「DCIMツールを導入して本当に運用が改善されるの?」と懐疑的な思いを抱く方もまだ多く存在します。しかし一方で、DCIMに関する具体的な導入メリットやその機能などを日本語で解説するドキュメントは、今まであまり存在していませんでした。そこでブログでは、より具体的かつ分かりやすく、ユーザの運用課題解決のヒントとなるような情報を様々な切り口で紹介してきました。

その甲斐もあってか、近年徐々にDCIMを導入される企業様が増えてきました。私たちはこれらDCIM導入企業の皆様を持続的な成功へ導く責務があると思っています。

来年も引き続き、ブログで新たな情報発信を続けてまいります。そして1社でも多くの組織の運用をよりよくしていくために、活動していきます。来年2024年も引き続き当ブログをご期待ください。


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