ドイツで50%以上のシェアを誇るFNT Commandは強力な配線管理機能が特徴です

今回は私たちが新しく取り扱いを開始した「FNT Command」というDCIMソフトウェアについて、まだ知らない方も多いと思うので、簡単にご紹介したいと思います。

FNT Commandは、データセンターやネットワークインフラの設計、運用、管理を支援するソフトウェアです。いわゆるDCIMソフトウェアの一種ですが、開発元のFNT Software社はハイブリッド・リソース・マネジメント・ツールと呼んでいます。これは「物理と仮想」、「オンプレとクラウド」といったハイブリッド化された近年のデータセンターインフラリソースを総合的に管理するツールであるということ。また、データセンターのみならず、エンタープライズ（一般オフィス）、そしてTelco（通信事業者）の３つの市場セグメントをFNTがターゲットとしている点もその理由の一つです。

FNT Software社は1994年に設立されたドイツ（本社；ドイツ・エルヴァンゲン）の独立系ソフトウェアメーカーであち、現在は世界5カ所の拠点で展開しています。FNT Commandは、 全世界で500社以上の顧客を抱え、特に本国のドイツ市場では50％を超えるマーケットシェアを誇り、２５年以上の積み上げた実績とともに、IT、データセンター、通信インフラを統合的に管理するソフトウェアソリューションのマーケットリーダーとして世界的に認知されています。

もともとは配線管理システムとして誕生したということもあり、FNT Commandの配線管理機能の充実度は競合他社に比べて高く、特に配線管理とアセット管理を重視されるお客様にはおすすめできる製品です。また、近年の標準である完全ウェブベースのユーザーインターフェースは、クライアント端末に特別なツールやプラグインのインストールを必要とせず、あらゆるタイプの端末からセキュアな通信で利用できます。

機能面については、資産管理、配線管理、電源管理、温度管理などデータセンター運用を行う上で必要なすべての機能を含んでいます。弊社ではまずは配線管理機能を中心にこのFNT Commandの国内市場への展開を始めております。

なお、日本語化もおおむね完了しておりますので英語にアレルギーのある方でも安心してお使いいただけます。

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