データセンター運用に明確なKPIを設定し、運用と設備の効率性向上を目指す

K-Iwasaki

「KPI(=重要業績評価指標)を具体的かつ明確に設定し、PDCA(=Plan:計画、Do:実行、Check:評価、Action:改善)を回して、目標達成に向けて日々改善を行なっていく」…これがあらゆるシーンにおいて、成功させるための重要な手法であることはここであえて取り上げるものでもないくらい、語りつくされています。

例えば、漠然とした売り上げ目標を立て、その目標に対し具体的なKPIを設けず、日々なんとなく仕事をこなす…そういった組織が成功する事は難しいでしょう。根拠のない曖昧な目標設定、そしてその目標を達成するまでの論理的に達成可能な具体的な道標が無いようでは、個人やチーム全体のモチベーションも上がりませんよね。

成功する組織や個人はこの明確なKPI設定とPDCAサイクルの仕組みが徹底されています。

データセンター運用シーンにおけるKPI

データセンター運用シーンではどうでしょうか?もちろんデータセンター運用を改善していくにも、具体的なKPI目標を定め、そして定期的にその進捗や状況を意識的に確認していく事は非常に重要と言えます。

 ではデータセンター運用チームを対象とするKPIとはどのようなものがあるのでしょうか?そしてそれらを明確に可視化させる事は可能なのでしょうか?運用チームを対象とするKPIには、日々の運用業務の効率性(対応件数、処理時間、工数など)はもちろん、データセンター全体としては、PUEや冷却効率、省エネなどの電力効率性を目指すKPIや、フロアやラック、電源リソースなどの設備の使用効率向上を目指すKPI、あるいは可用性向上を目指すKPIなどがあるかと思います。これらは直接運用チームが責任を負うものではないですが、日々の運用が間接的に影響してきます。

とはいうものの「運用」という定型的ではなく幅広い業務の中で、具体的なKPIを定めるというのはなかなか難しいように思えます。
「具体的」かつ「実現可能」なKPIを設定する為には、まずは現状把握をしなければなりません。
この現状把握をするためには、なんらかのエビデンス(証拠となるデータ)が必要です。そして、それぞれのKPIの達成状況を可視化し、継続的に追跡していく仕組みも必要です。

このような課題に対し、Sunbird dcTrackでは、そのさまざまなKPI100種類以上のダッシュボード・ウィジェットで提供してくれます。

ユーザーはその中から必要なウィジェットをピックアップし、個別に目標を定めそして継続的に追跡管理していきます。チャートで効果が可視化されるとモチベーションも上がりますよね?

DCIMは、単なる監視ツール、ITアセットの管理台帳ではありません。このように運用効率の向上や業務改善を実現するために活かしてこそ、DCIMの投資対効果を高め、部門や個々の目標達成を支援し、そして会社の成長に貢献します。


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