DCIM成熟モデル



Gartner社が過去定義した、データセンターインフラストラクチャ管理(DCIM)ツールの定義では、DCIMは、あらゆるIT関連機器(サーバー、ストレージ、ネットワークスイッチなど)および設備インフラコンポーネント(配電盤[PDU]やコンピュータルーム空調機[CRAC] )のデータセンター内での使用率とエネルギー消費を監視、測定、管理、あるいは制御するものである、とあります。


多くの方々にとってのDCIMに対する理解はまさに上記の通りかと思います。


しかし、厳密に考えるとそれは「データセンターインフラストラクチャ監視」であって「データセンターインフラストラクチャ管理」とは言えません。

実際にデータセンターを運用していくうえで管理が必要な項目はその他多岐にわたります。

例えば、データセンターでの主役であるICT機器にまつわる情報では、機器自体の種類やスペック情報、モジュール構成、シリアル番号やIP関連情報、管理番号、リース期間、結線情報、設置場所情報、仮想マシン等々…数えるときりがありません。


監視に加え、これら資産情報などを統合的に管理することで、初めてそのツールが実運用に対し活かせるようになります。


調査会社の451 Research社が纏めたDCIM成熟モデルを理解するとわかりやすいです。


・レベル1(基礎)

電流、温度センサーなどを配置して個別に監視する ⇒可視化を実現


・レベル2(受動的)

監視系DCIMソフトウェアでセンサーを統合的に監視する ⇒統計や分析を実現


・レベル3(能動的)

更に資産情報や配線情報などあらゆる情報も加え一元管理する。 ⇒キャパシティ全体を可視化でき、ツールを使った運用を実現


・レベル4(最適化)

ITSMやBMSなど外部ツールとの連携を行う。 ⇒全体最適化を実現


。レベル5(自動化)

データセンターの行動やリソース利用をルールやデータやサービス要件により自動的に調整する。 ⇒究極形態


現在、多くの国内企業はレベル2の実装どまりです。

先行する海外企業は、レベル3 DCIMにより、資産コスト(CAPEX)や運用コスト(OPEX)の削減に役立てています。


DC ASIAでは、豊富な導入実績を誇るレベル3 DCIMを多数取り扱っています。

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