既存データセンターへの資産管理系DCIMの導入はスモールスタートがおすすめです

K-Iwasaki

DCIMのシステムのうち特にIT機器の資産管理や配線接続管理などのいわゆる資産管理系(レベル3 )DCIMを既存データセンターに導入ご検討されているお客様のほとんどは、導入時と導入後の大変さを口にされます。

それはなぜでしょうか?

今回は多くのお客様が抱えるこのような問題と、それが理由でDCIMの導入を断念されないための弊社からの提案をご紹介したいと思います。

① 導入時の問題

まず「大変さ」の一つ目の理由として、導入時の問題があげられます。実際にはお客様が既にお使いのエクセル台帳のデータを全てDCIMのデータベースに移行させるわけですが、「大変さ」の本質はDCIM自身ではなく、Excel台帳自身にあるのです。
私たちはお客様のDCIM導入支援を行うことが多いですが、そこで目にするのは、複数シートやファイルに分かれたいくつもの台帳ファイルです。そしてそれら各台帳はそれぞれの目的に応じて作られています。例えば資産情報を纏めたもの、ラック搭載位置が「エクセル方眼図」で作られたもの、IPアドレスなどの一覧を纏めたもの、あるいはネットワークや電源の接続情報を纏めたものなどです。

とはいえ、データ量がいくら多くても、DCIM側から見るとそれらを反映させるのは実はさほど大変な事ではありません。情報の全てをDCIMが指定するExcelフォーマットにまとめ上げ、インポートボタンを押せば数分もあれば取り込めます。

しかし問題は、それらのデータをまとめ上げる事の大変さです。資産情報、配線情報など、ひとつひとつのジャンルごとにまとめるのは結構時間がかかります。場合によっては台帳に登録されておらず現地で調べないとわからないものもあるでしょう。
そんな風に考えていくうちにだんだんと途方もなく思え、「大変そう・・・」と漠然と感じてしまうのだと思います。

もちろん理想的には、一気にDCIMに100%のデータを移行し、あるタイミングから運用を切り替えていくのがベストであると思いますが、規模が大きいとそうは言ってられず、結果的に導入を断念されてしまうケースはあります。

② 導入後の問題

仮に、①の導入時の問題をクリアできたとしても、もう一つの心配事を気にされるお客様はいます。

それは「運用が大変そう」です。

確かにそれはそうです。今まで慣れ親しんできたExcel台帳の運用を、全く初めて触るソフトウェアに変えるのですから、抵抗があるのは当然ですし、よく理解できます。その場合には、「徐々に慣れていくしかない」というしかありませんが、実はこの「徐々に慣れていく」というのが、今回お伝えしたい本質の部分です。

「徐々に慣れていく」ためにスモールスタートで!

どんなツールでも最初は慣れないものです。例えばiPhoneのように、どれだけUIが優れていようと、いきなり使いこなすなんて無理ですよね。そこで、先ほど挙げた2つの問題をクリアして、スムーズにDCIMへの移行をするためのひとつの解決策として、私たちは「スモールスタート」を推奨します。

それは、ひとつかふたつの機能に限定して使い始める、ということです。具体的には、例えばシンプルな資産管理とラック実装管理のみで使っていく、そうすると導入時の面倒臭さや負荷(=労務コスト)も抑えられます。その後慣れてきたタイミングで配線管理など徐々に管理項目を加えていき、最終的には全てのデータを統合し、キャパシティ管理や変更管理と運用を拡げていくという形です。更にその先にはITSMとの連携などもあるでしょう。

もうひとつのスモールスタート案として、小規模な一部分の分離されたエリアから始めるという方法もあります。小規模であれば導入もさほど難しくもなく、また運用もよりシンプルで分かりやすいです。もちろんコスト的にも少額で済むので予算も通りやすいです。

最初から100%の完璧を求めるのではなく、このように徐々に初める形で、スマートなデータセンターインフラ運用へと移行してみませんか?


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