【DCIM FAQシリーズ⑨】ユーザ―管理はActive DirectoryやLDAPに対応してますか?

K-Iwasaki

データセンター設備全体を統合管理するDCIMソフトウェアは、その性質上あらゆる部門のユーザーが利用するツールです。例えば、設備担当者、IT担当者、ネットワーク管理者やサーバー管理者、あるいは総務部門もアクセスすることがあるでしょう。
従来Excelなどの台帳管理ではアクセス制御はできませんので、データ保護やセキュリティの観点でリスクが高いです。そこで多くのスタッフが利用する台帳でもあるDCIMではユーザーごとにアクセス制御が掛けられる仕組みがあります。

しかし数多くのスタッフが利用するDCIMシステムのユーザー管理は煩雑です。もちろんシステム内で独自のユーザーを登録することはできるのですが、人事異動などで担当者が入れ替わるとそのたびにユーザーのメンテナンスをしなければならなくなります。

AD/LDAPサーバー設定画面の例(Sunbird dcTrack)

そのような課題を解決するために、いくつかの高機能なDCIMソフトウェアでは企業で一般的に利用されているActive DirectoryやLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)が管理するドメインユーザーアカウントをDCIMのログインユーザーとして連携できる機能を持っています。
Active DirectoryサーバーやLDAPサーバーとの連携設定を行えば、あとはDCIMソフトウェアを利用するユーザーを呼び出し、DCIM側の権限を設定するだけと、ユーザーメンテナンスがかなり楽になります。

DCIMツールは本来運用の省力化を実現するツールでもあります。
「ユーザー管理の作業」でも余計な作業負荷を掛けないような仕組みが備えられているのです。


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