garmitの新機能「回線管理」の仕組みと機能の概要

K-Iwasaki

弊社がお勧めする国産DCIMソフトウェアgarmitですが、お客様の要望にお応えしこの度新たに回線管理機能が追加されました。本ブログ記事ではその概要をご紹介します。

回線管理の必要性

データセンターにおきまして、いわゆるNTTからの回線をMDFに収納しIDFへと展開している状態の管理はExcelで行われていることがほとんどではないでしょうか。したがって管理したい回線と、敷設や撤去に伴う工事案件との紐づけはされておらず、施工記録等の時系列情報と回線状況から推し量り管理しているので、担当者の記憶に頼るところが多いと思われます。
今後のデータセンター運営には回線の状態や作業の経過も含めた効率化・システム化が求められます。回線とMDF・IDFとのつながりや配線盤内情報と施工記録を時系列で管理できれば、運用ミスを無くし効率的な作業の支援が可能と考えます。

回線管理機能の仕組み

回線の存在には必ず敷設工事が存在し、工事案件と回線接続情報は紐づいています。
工事案件の完了毎に、回線の新規登録・変更・撤去が発生し、都度、回線管理の接続履歴として記録されます。回線接続履歴や工事案件はカレンダー画面によるスケジュール管理から参照可能となります。撤去済み回線も履歴管理より参照できます。

回線が収容される配電盤情報も工事案件と紐づきます。配電盤内の回線情報は現状の運用管理にとどまらず、キャパシティ管理にもつながります。MDFとIDFとの繋がりを管理する事で配電盤系統のツリー情報の表示が可能です。
配線盤を管理する事で、回線も含めた敷設場所ロケーションの把握にもなっています。

各機能の概要

案件管理/スケジュール管理

回線の工事作業の発生時(依頼時)に案件情報を新規作成し、工事完了時に同一案件情報の編集(情報を追加)を行います。登録した案件は案件一覧に反映されて、一意の案件情報を検索することにより、案件情報登録状況、工事完了状況などを確認できます。管理項目については、ユーザーにて登録が可能です。

回線管理/接続履歴管理

工事完了時に回線情報を登録します。案件情報との紐づけを行うとともに回線としての情報項目を登録します。登録した回線情報は回線一覧に反映され一意の回線情報を検索することにより、使用状況や撤去した回線についても検索可能となります。管理項目については、ユーザーにて登録が可能です。

配線盤管理/配線盤系統管理

局入、中継の線番、IDFの線番、ワイヤなど、配線盤の情報を登録、編集します。登録した配線盤情報は配線盤一覧に反映され一意の配線盤情報を検索することにより、配線盤内の回線状況を確認できます。

更にgarmit を通して、回線管理をDCIMの機能に含める事で、他の電源や温度等の環境情報、サーバルーム内のロケーション情報、ラック内のアセット情報とで複眼的に回線状態の管理が可能となり、運用ミスを無くし効率的な作業の支援が可能となります。


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