近年データセンターの爆発的な増加とともに管理の複雑化も進んでいます。データセンターにおける必要な管理項目は、電源・温湿度・アセット・ラック搭載・フロアレイアウト・ケーブリング・IP情報・ラック荷重等々多岐に渡り、理想的にはそれらの情報を纏めて管理し横断的に俯瞰出来るツールが求められます。
しかしながら、依然としてExcelなどのスプレッドシートの台帳管理を中心とした運用手法は根強く残っています。スプレッドシート管理の最も大きなメリットは「ローコスト」ですが、複雑に絡み合い刻一刻と変化していく情報の管理においては効率的ではありません。 また、不正確・不十分な情報に起因する運用上のトラブルや、逆にトラブルを避けるあまり非効率な設備の運用が行われているのが現状です。また、ICTの急速な発展に伴いデータセンターエンジニアの人材不足が深刻な問題となってきており、設備稼働状態の可視化とともにシステムによる自動化を進めていくことも考えていかなければなりません。
複雑なDCIM要件に対する適切なコンサルティングの不足により、日本国内でのDCIMの普及率はまだ低いと言わざるを得ません。そこで弊社では、国内唯一のDCIMコンサルティング・オープンベンダーとして、お客様と共にデータセンター運用の課題に向き合い、お客様の要件や予算に対し最も最適なデータセンター運用管理環境をご提案いたします。