DCIMツールの導入で失敗しないポイントとは?

K-Iwasaki

データセンターの管理を効率化し、運用コストを削減するためにDCIM(Data Center Infrastructure Management)の導入は重要です。しかし、DCIMの導入には注意が必要です。失敗しないためには以下のポイントに注意することが重要です。

1. 目標の明確化

まず、DCIMを導入する目的を明確にすることが重要です。DCIMは様々な種類の導入メリットをもたらしますが、運用効率の向上、リソースの最適化、コスト削減など、具体的な目標を設定しましょう。明確な目標がなければ、導入後の効果を評価することが難しくなります。

2. ビジネスニーズの理解

DCIMの導入は技術的な側面だけでなく、ビジネスニーズに基づいて行う必要があります。組織のニーズや要件をよく理解し、それに合ったDCIMソリューションを選定しましょう。DCIMツールは機能の範囲が幅広いです。メーカーによって実装している機能は異なることがあり、また機能の充実度にも差があります。そこで、利用したい機能やカスタマイズの必要性などを検討し、ベンダーとのコミュニケーションを密にしましょう。弊社は多種多様なDCIMツールを取り揃えており、お客様のニーズや予算に最適なDCIMツールを提供できます。

3. データの正確性と一貫性

DCIMは正確なデータに基づいて効果を発揮します。導入前にデータの品質を確認し、必要に応じてクリーンアップや整備を行いましょう。また、データの一貫性を保つために定期的なメンテナンスや更新を行うことも重要です。弊社がDCIMを導入する際に最も苦労するのが、お客様の既存データが正確性に欠けるため、その確認作業です。

4. ユーザートレーニングと運用プロセスの確立

DCIMの導入だけでなく、運用プロセスの確立やユーザートレーニングも重要です。システムを適切に活用するためには、ユーザーがシステムを理解し、適切に操作できる必要があります。トレーニングプログラムやマニュアルの提供、運用プロセスの文書化を行いましょう。DCIMツールによってはそもそもの操作性が難解なものもあります。導入後の運用のハードルを下げるため、なるべく操作性が簡単なツールを選ぶのが良いでしょう。

5. ROIの追跡と改善

DCIM導入の成功を測るためには、投資対効果(ROI)を追跡し、定期的に評価を行うことが必要です。導入後の効果や課題を把握し、改善策を検討しましょう。ビジネスニーズや技術の変化に対応するために、柔軟性のあるアプローチが求められます。

DCIMの導入は組織にとって大きな投資ですが、失敗しないためには計画的なアプローチが必要です。上記のポイントを押さえながら、適切な導入プロセスを進めましょう。

弊社では上記のポイントを踏まえて、それぞれのお客様のニーズを理解したうえで、最適なDCIMツールの選定や導入支援、そして導入後のアフターサポートを行い、お客様のDCIMツール導入を成功させるためのお手伝いをさせていただいております。

DCIMツールの導入をお考えの方は是非弊社までお気軽にお問合せください。


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