dcTrackのダッシュボード紹介4  ~ヘルスチャート

K-Iwasaki

システム導入後すぐに使える多彩なプリセット・ウィジェットが用意されているSunbird dcTrackのダッシュボード機能ですが、最新のSunbird社の情報だとその数は200種類以上にまで増えたみたいです。
更に続々新しいウィジェットは追加されているので、ますます便利になりますね。

さて今回は、サイトの健全性を一発で視覚的に視認できるヘルスチャートウィジェットについてご紹介します。

ヘルスチャートウィジェットは、dcTrackで登録したロケーション単位で、その全体の稼働状況や健全性を分かりやすく表示します。ロケーションはデータセンターの建屋単位やサーバルーム単位で設定できます。設定したロケーションは、タイル状にダッシュボード画面内に配置され、タイルのサイズや場所を入れ替えたりすることができます。

タイル内には、ロケーション内で最も高温のラック吸気側温度、電力容量と現在の負荷とその利用率などが表示され、アラームイベントが発生すると、正常時の緑が、黄色(警告)、赤(警報)とタイルの色が変化します。そしてアラームイベント発生件数がタイル左側に表示されます。ちなみに正常時にはアラームイベント件数の代わりに電力利用率が表示されます。

ちなみに、電力、温度、イベントはPower IQを参照しているので、ロケーションをPower IQ と統合させる必要があります。データは30秒おきに更新されます。

このヘルスタイルは単に状況を表示するだけではありません。タイルをクリックすると、そのロケーションのサーバルームのフロアマップに画面が切り替わります。そして例えばアラームイベントが発生していた場合には、フロアプランにジャンプすると、アラームが発生しているラックが赤や黄色で表示されます。さらにラックを選択すると、ラック内でどのようなアラームが発生しているかを確認することができます。このようにヘルスチャートから容易にドリルダウンし、迅速に障害ポイントを特定することができるので、運用担当者の負荷を軽減すると同時に障害リスクを未然に防いだり、迅速な障害対応をしたりすることができます。

このウィジェットは大規模なデータセンターポートフォリオの監視を非常にシンプルかつ分かりやすく管理できるので、dcTrack+PowerIQを導入のユーザにはぜひ活用していただきたいですね。


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