「データセンター業のベンチマーク制度」~正確なPUEを労力を掛けずに自動算出する方法

K-Iwasaki

近年ますます深刻さが増しているような地球温暖化。その対策の一環で、あらゆる事業分野では現在、省エネ・脱炭素への取り組みがより一層進んできています。

そういった背景の中、経済産業省が以前から推し進めていた省エネ法は今年の4月に改正が行われ、対象業種が拡大しました。その中に今後、エネルギー使用量の大幅な増加が見込まれる「データセンター業」が含まれることになり、ベンチマーク指標としては、データセンターのエネルギー使用効率を測るPUEが採用され、そしてその目標値が「1.4」と設定され、2023年度からの報告義務が課された事は、皆様記憶に新しいかと思います。

【リンク】「データセンター業のベンチマーク制度の概要」令和4年4月 資源エネルギー庁

そもそもベンチマーク制度とは何でしょうか?まだあまりなじみのない方に向けて、経済産業省が説明するベンチマーク制度の定義を以下に引用します。

ベンチマーク制度とは、事業者の省エネ状況を業種共通の指標を⽤いて評価し、各事業者が⽬標 (⽬指すべき⽔準)の達成を⽬指し、省エネ取組を進めるもの。 

さて、話は戻りますが、データセンター事業者にとっては、PUEとは以前から認知されている有名な指標であり、特に大手事業者では従来から普通に測定されてきているものと思います。しかし、PUEは知っているが、実際の測定までは行っていない事業者も多いのではないでしょうか?

今回制度対象とされている事業所としては、「事業用途のデータセンター」とされ、これにはハウジング、ホスティング、クラウドといった、DCinDCも含めたデータセンターサービス全般と、自社用途(=エンタープライズ)とされています。(但しサーバー室面積が300㎡未満は対象外としてもよいとされている)

PUEの計測ってどうすれば?

ご存じの方も多いですが、PUEは、データセンター全体の消費電力量(kWh)/IT機器の消費電力量(kWh)で求められます。これは一見簡単な計算式ではあるのですが、この計算の元となる消費電力量の計測とデータ収集、そしてそれらを集計するのがなかなか面倒です。

一部では、この定期報告書を上げるために、現場の人間が膨大なデータをもとに、多大な時間と労力をかけてベンチマークを計算しなければならないという問題が指摘されているようです。これを省人化の観点で、人間の手間を掛けずに楽に算出することができればよいですよね。

弊社が取り扱う最新のDCIM(データセンターインフラ管理)システムとインテリジェントPDUなどの電力計測デバイスを組み合わせ導入することで、非常に正確なPUEの測定・算出は自動て行われるようになり、またダッシュボードで過去からの推移や現在値などがグラフィカルに可視化されたりします。

DCIMを使ってPUEを自動算出することで、労力を掛けずに面倒な報告義務をクリアできるわけですが、しかしこれはあくまでも省エネ指標を可視化したにしかすぎません。それよりもどうやって省エネを図っていくのか?が本来重要であり、DCIMにはそれを支援する機能がいくつも実装されています。それらの詳しい内容は当社ブログでも何度か紹介していますが、是非お問い合わせもいただければご説明させていただきます。


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