あなたが必要なのは電力監視?電流監視???

Shinya Matsuda

あなたは何を計測すべきですか?

 データセンターやサーバールームでは、常に様々なものを監視管理していますね。今回は、電力監視・電流監視に視野をあてていきたいと思います。最近では、省エネルギーやCO2削減などが叫ばれ、まずは、見える化の取り組みで電力周りの監視管理について、一部では当たり前のように行われるようになって来ております。しかしながら、実際には、電力周りの監視管理といっても、内容は様々であり、真の目的というのは目的やシステム全体で考えると様々です。

 【一般的な目的】

目的 主に必要な情報
電気代の請求、部門間分配 電力量(Wh)
電力コストの削減 電力量(Wh)、有効電力(W)、力率(PF)
CO2削減(二酸化炭素排出量の削減) 電力量(Wh)、有効電力(W)
過負荷によるブレーカートリップを未然に防ぐ 電流(A)
電源品質を維持管理 有効電力(W)、無効電力(var)、力率(PF)、高調波成分、波形、他

 

 上記の様な目的を達成するために、必要となるシステムは各々異なってきます。判り易い例では、電気代を請求するために使用電力量を知りたいのに、電流しか計測しないシステムでは満足するシステムは出来上がりません。逆に電流しか計測しなくても良い目的の場合に、高価な電力品質管理システムを使うということも有り得ませんね。

 しかしながら、我々へのお問い合わせで特に多いのが、真の目的を理解せずに、”電力監視システムを構築したい”というお問い合わせです。よくよくお話を伺うと、”過負荷によるブレーカートリップを未然に防ぐ”というのが目的なので、電流監視システムが最適なのに、より高価になってしまう電力監視システムを検討されてしまっているケースです。この場合に多いのが、上司や関係者に電力監視システムの検討を依頼され、そのままSIベンダーに”電力”監視を依頼し、SIベンダー各社により”電力”監視システムを提案され、その中で良い提案を選定されている状態です。この場合、きっと素晴らしい”電力”監視システムは出来上がると思いますが、一般的な電流監視システムの倍以上の無駄なコストを支払っていることも多いのです。

 電力周りの監視システムの検討をされる際には、真の目的を達瀬釣る為に何が必要なのか? ”課金用途なのか?瞬時有効電力[kW]や積算電力量[kWh]、その他詳細な電力情報が必要なのか?品質管理が必要なのか?電流[A]監視だけで良いのか?”などをキチンと整理してから、SIベンダーに相談する様にしなければなりません。

 あなたの会社は、必要以上に高価なシステムを導入していませんか?昨今、企業間競争の激しい世の中です。適材適所な最適システムを導入しましょう!!

 

 

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