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Schneider Electric社製 InRow Cooling series

InRow Cooling 製品概要 ~ラック型空調機

 Schneider Electric社のInRow型空調機は、企業のサーバールームからデータセンター事業者まで、スケーラブルに御利用頂ける空調機です。筐体はサーバーラック型をしており、InRow空調機をサーバーラック列にレイアウトすることができます。これにより、マシン室のスペースを無駄なく利用できるだけでなく、空調機を発熱源であるサーバーに近付けることが出来る為、高効率なシステムを構築することが出来ます。InRow空調機はニーズや使用環境により、冷水式と直膨式(DX式 [いわゆる空冷式])を選択可能で、容量や仕様別で豊富なラインナップを御用意しております。

 また、InRow空調をより高効率に御利用頂く為のオプションとして、Eco AisleによるHACS(Hot Aisle Containment System)やRACS(Rack Air Containment System)も選択可能です。HACSならびにRACSは、サーバーの排熱を周囲に拡散させることなくInRow空調機の吸い込み部に100%の熱回収を促すことが出来、格段に冷却効率を上げることが出来ます。また、冷却キャパシティや冗長性をHACS/RACS単位で設計することが出来るメリットあります。

 

《機能・特徴》

  • サーバラックの様な外観

  • 冷水式 / 直膨式(DX式)の選択肢

  • ラック列毎にキャパシティや冗長設計が可能

  • ラック列毎にスケーラブルな設計が可能

  • 可変速ファン制御の実装

  • ラック列にレイアウトする為、冷気 / 暖気の搬送用ファン電力が不要

  • OAフロア(上げ床)レスの設計が可能

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InRow Coolingの空気の流れ
  10kW  
InRow SC
InRow Coolingのラインナップ
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InRow Coolingの選定

 InRow Coolingの基本的な選定は、冷水式か直膨式(DX式)の選択と冷却キャパシティ、冗長性などを考慮して検討していく必要が有ります。

 

  • 冷却方式と冷却キャパシティ

    • 冷水が利用できない場合 ⇒ 直膨式

      • InRow SC ⇒ ~最大10kW /台 程度

      • InRow RD ⇒ ~最大34kW /台 程度

    • 冷水が利用できる場合 ⇒ 水冷式 ※冷水水熱源の仕様により、利用できる製品が異なります。

      • 冷水供給温度 5~15℃

        • InRow RC ST (Standard Temperature) ⇒ ~最大40kW /台 程度

        • InRow RP CW ⇒ ~最大70kW /台 程度

      • 冷水供給温度 10~22℃

        • InRow RC HT (High Temperature) ⇒ ~最大60kW /台 程度

  • 冗長性

    • ラック列毎の冗長性を検討

      • ​必須条件情報

        • ​風量

        • 発熱量

    • キャパシティ​​の冗長性

      • ​N構成

        • IT機器の設計発熱量をInRow空調を全数稼働させることにより冷却することが出来る構成になります。InRow空調の障害時には、100%の設計負荷の冷却能力を出すことが出来ません。

      • N+1構成

        • InRow空調の1台障害時や1台づつの保守時にも、100%設計負荷の冷却をすることが可能です。

      • N+2構成

        • InRow空調の1台障害時や1台づつの保守時にも、N+1の冗長性を保つことが出来ます。

 

​ キャパシティの冗長性を考慮する際には、十分に実際の負荷容量がどの程度になるかを確認することが重要です。なぜなら、設備の過剰設置による無駄な導入コストだけでなく、長年の運用期間に渡って運用コストも発生してしまうからです。また、直膨式に関しては、コストが掛かるだけでなく、IT機器の稼働が計画より少なかったり、冗長構成などにより、内部コンプレッサーの連続運転が可能な最低負荷条件以下になってしまうと頻繁に起動停止を繰り返し、障害の要因になってしまう為です。

 また、EcoAisleによるHACSやRACS等による冷気と暖気の絶縁は、冷却効率を高めるだけでなく、キャパシティや冗長性の管理を容易にします。InRow空調と合わせての御利用計画を推奨いたします。

 

 
 

水冷式 InRow Cooling(InRow RC)の特徴

 水冷式​のInRow Coolingは、冷水を利用する空調製品になります。よって、別途、熱源設備が既存もしくは新規で必要になります。製品ラインナップは、冷水条件や負荷条件など各種設置条件に合わせて選択可能な3機種を日本では展開しています。

 

【主な機能・特徴

  • ラック型の筐体 ※幅300mmもしくは幅600mmの筐体

  • 可変速ファン・・・無段階の風量コントロール

  • ホットスワップでファン交換可 ※ACRC301シリーズ

  • 選択可能な冷水制御・・・二方弁制御もしくは三方弁制御​

  • 冗長電源・・・2系統の入力電源に対応

  • 選択可能(​上部 / 下部)な配管接続

  • ネットワーク管理機能を標準装備

ACRC301S
ACRC301H
ACRC600P
 

水冷式InRow Cooling(InRow RC)の技術仕様

 ※上記の値の一部は、ある想定条件下での数値となります。詳しくは、メーカー発行の仕様書等の確認が必要です。

InRow 空冷内蔵型空調ユニット(InRow SC)の特徴

 InRow 空冷内蔵型空調ユニットは、冷媒(R410A)を利用する空調製品になります。また、ラック型の室内ユニットに一般的に言う室外熱交換器部分が内蔵されて一体化されています。これにより、一般的に必要となる室内機と室外機の間の配管施工が不要です。ラック1本から10本程度までのサーバールームなどに最適な計画ができ、企業にとって重要なIT機器を24時間365日の安定稼働を実現できます。

【主な機能・特徴

  • ラック型の筐体 ※幅300mmの筐体

  • 約5kWの冷却能力 ※26.7°C DB, 19.4°C WB

  • 凝縮器一体方式により、室外機が不要

  • スポット / InRow / RACS モードを選択可能

  • 可変速ファン・・・無段階の風量コントロール

  • ドレインポンプ内蔵

  • 冗長電源

  • ネットワーク管理機能を標準装備

 
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ACSC100/ACSC101

InRow 空冷内蔵型空調ユニット(InRow SC)の技術仕様

 ※上記の値の一部は、ある想定条件下での数値となります。詳しくは、メーカー発行の仕様書等の確認が必要です。
 
 

空冷式InRow Cooling(InRow RP DX)の特徴

 

 空冷式​のInRow Coolingは、冷媒(R410A)を利用する空調製品になります。ラック型の室内ユニットと室外熱交換器を1:1で組み合わせて利用します。よって、サーバールームから室外機置場までの配管施工が必要になります。また、室外熱交換器は、室内ユニットより高い位置に設置する必要が有ります。

  • 【主な機能・特徴

  • ラック型の筐体 ※幅600mmの筐体

  • 可変速ファン・・・無段階の風量コントロール

  • ドレインポンプ内蔵

  • 冗長電源・・・スタンバイ入力電源に対応

  • 選択可能(​上部 / 下部)な配管接続

  • ネットワーク管理機能を標準装備

  • VFD制御によるスクロール圧縮機

  • ​加湿器を標準装備

ACRD600

空冷式InRow Cooling(InRow RP DX)の技術仕様

 ※上記の値の一部は、ある想定条件下での数値となります。詳しくは、メーカー発行の仕様書等の確認が必要です。
 
 

EcoAisleの特徴

 EcoAisleは、InRow Cooling製品だけでなく、既設の冷却環境にも応用できるラインナップが有り、導入することにより、空調効率を最大限に高めるとともに、冷却キャパシティの管理や冗長性の管理をラック列単位で実現できるようになります。EcoAisleを利用しHACS(Hot Aisle Containment System)を作り出すことにより、サーバーの排熱の周り込みやショートカットを防ぐことができ、ホットスポットなどの熱障害を未然に防ぎ、サーバーの可用性を高めることが出来ます。

 また、冷却キャパシティや冗長性をラック列毎に設計を変えることが出来ことにより、重要度やニーズにより”柔軟”に、”スケーラブル”に、無駄な投資を避け、拡張計画をすることが出来ます。

 
RACSイメージ
Case1
背面を囲って利用
​N構成
Case2
前面と背面を
囲って利用
​N構成
Case3 
背面を囲って利用
​2N構成

RACSの特徴

 RACS(Rack Air Containment System)は、InRow Coolingの空調効率ならびに冗長性の管理を1ラック単位から1列の架列単位で管理運用できるソリューションです。InRow Coolingとサーバーラック(NetShelter SX)ならびにラック前面側の囲いとラック背面側の囲いを両方もしくは背面側だけを組み合わせて利用することが出来ます。背面側だけの場合、EcoAisleで作り出すHACS(Hot Aisle Containment System)と同様な環境をラックと背面側の囲いのアクセサリだけで構築することが出来ます。また、合わせて前面側の囲いも利用すると、周囲の温度環境に全く依存せずに、システム単位で安定した温度環境を構築することが出来ます。

 
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